「なんとかなるで！」

大変な状況に直面したら、

笑顔で「なんとかなるで！」

と言いたいと思う。



※故人を偲んで

■悲しい出来事

会社の同期だった友人が亡くなりました。
学会で行っていたスイスの地で心不全で急逝しました。

３４歳でした。

彼との出会いは、会社に入ってたころ。

同じ寮に入り、研修を受けました。

仕事の後、夜はにーやんの部屋へ行き、週末は何をするかだとか、将来のこととか話しました。

なぜ「にーやん」かというと、同期だったが年上だったので、親しみを込め、兄貴分として、みんなでそう呼んだ。

夜遅いが炊いたご飯を盛って美味しそうに食べる姿が目に焼きついている。



■自分の本当にしたいことをする

もちろん人に迷惑がかからないことですが。

にーやんは、会社に入って1年半ほどで退職し、大学へ戻り研究生活を選択しました。

博士になり、今年度から大学講師として人を育てる仕事を始めました。

葬儀には会場に人が溢れました。

もちろんぼくよりにーやんと長い付き合いの方は大勢いたでしょうが、

彼の人柄が今でも心地よく感じさせてくれる。


■「なんとかなるで！」

葬儀の中の友人の別れの言葉の中で、大変なときはにーやんが口癖のように言っていたこと、と述べていました。

ぼくもその姿は思い浮かびます。

別れの言葉の中で、彼が会社を去って大学に行ってからも、研究生活に情熱を燃やし、研究以外の生活の中でも仲間を助け、引っ張ることに一生懸命だったということが、知ることができました。

そんな彼の尊い人生に追いつくことはできないですが、ぼくの心で彼から学んだことは、ずっと生きていると思う。

みなさんも健康に気をつけて長生きしてください。
そして、いろんな経験をして人生を楽しんでくださいね。
ぼくもそうしたいと思っています。


「なんとかなるで！」



※故人を偲んで